医療事務に向く人
どの職業にも向き不向きがあると思います。
医療事務の仕事は人の命を預かる医療機関で働くことが多いので、求められるものも一般企業とは異なるでしょう。
このページでは、医療事務に向く人についてご紹介したいと思います。
人と接するのが好きな人
医療事務は患者さんはもちろんのこと、医師、看護師など、多くの人と接する仕事です。
人付き合いが嫌い、人と接するのが嫌いという人では務まらないでしょう。
人の役に立つことが好きな人
医療事務に従事している多くの方々が「人の役に立つことがしたくて医療事務の仕事に就きました。」、「患者さんから感謝されることが何よりの喜びです。」とおっしゃいます。
思いやりの心がある人
医療機関を訪れる方々の大半は病気やケガをされている患者さんです。
患者さんたちは健常者に比べて気持ちが落ち込んでいたり、元気を失っている場合が多いです。
そんな患者さんの心情を理解して温かい心で接する思いやりのある方が医療事務に向くと言えます。
迅速で正確な仕事ができる人
医療事務の職場である受付や会計窓口は医療機関の中でも最も混み合う場所です。
迅速で正確な対応ができないと円滑な運営が出来ません。
月末月初に業務が集中するレセプト業務でも迅速で正確な作業が求められます。
同じ作業を根気強くできる人
医療事務の代表的な仕事であるレセプト業務はレセプトとカルテを1枚ずつ照合するといった地道な作業をこなさなければなりません。
そのため、同じ作業を根気強くできる人が求められます。
自分の体調管理がきちんと出来る人
病院や診療所の経営はどこも厳しく、必要最小限の人員で業務を行っている所が大半です。
そんな中、自分の不注意で病気やケガをしてしまい、仕事を休んでしまったら、勤務先に多大な迷惑をかけてしまいます。
とりわけ診療所などの小規模な医療機関では医療事務が1名しかいない所が多いですから、業務が滞ってしまいます。
協調性のある人
医療事務の仕事は一人で寡黙にする仕事ではなく、多くのスタッフの方々との連携プレーで成り立っています。
ですから、スタッフの輪を乱すような協調性のない人は向きません。
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